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岩手銀行ら4行、ブロックチェーンベースの新金融PF運用を開始

2019.03.05

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岩手銀行ら4行、ブロックチェーンベースの新金融PF運用を開始

4銀行で共同開発、同一プラットフォームでさらに便利に!
株式会社岩手銀行は3月1日、株式会社青森銀行、株式会社秋田銀行、株式会社山梨中央銀行とともに開発を行ったブロックチェーン技術を活用する新金融プラットフォームについて、同日をもって正式に運用開始とし、電子交付サービスの提供をスタートさせたことを明らかにした。金融機関の壁を感じさせない、自由で柔軟な利用が可能となる。

この「金融サービスプラットフォーム」は、参画する金融機関やFinTech企業などの事業者が共同で関連サービスを提供するため、クラウド上で構築・運用していく基盤システムとなるもの。これまで別々に運用されてきたインターネットバンキングのようなシステムの場合、毎回個別のアクセスと認証作業が必要だったが、このプラットフォーム上では認証機能が統合されているため、ユーザーはシームレスに複数の金融機関や企業サービスを利用することができる。

銀行や事業者にとっても、単独で堅牢なシステムを一から構築する手間が省け、安価に優れたシステムを活用できるようになるほか、郵送費や郵送作業費の大幅削減にもなるという。さらに顧客満足度の向上も期待でき、利用促進につなげられるものと考えられている。

BCを活かすことで安全・低コストに実現!
こうした金融機関や事業者の垣根を取り払った共同システムの場合、従来のデータベース仕様では、銀行間での分別管理の仕組みがきわめて煩雑なものとなり、データの信頼性確保など課題が生じやすいなど、実現に困難な点が多かった。

そこでこの「金融サービスプラットフォーム」では、ブロックチェーン技術とデータ暗号化技術を組み合わせて活かすことにより、安全で安定的、低コストな新システムとして、この仕組みを実現可能にしている。

3月1日より提供開始となった電子交付サービスでは、単一画面で複数の金融機関や企業からの帳票データを受け取り、一括管理することができる。

今後、このプラットフォームは、複数の金融機関や事業者が関与し、サービスを提供する共同基盤となるため、運営主体は新たに設立された共同出資の企業、株式会社フィッティング・ハブが担っていくことになる。

新会社のフィッティング・ハブは、プラットフォームシステムの開発・運用のほか、サービス開発や運用コンサルティング、商取引仲介、決済代行なども事業内容とし、運営を行っていく方針だ。株主には、岩手銀行、青森銀行、秋田銀行、山梨中央銀行のほか、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社AIT、日本電気株式会社も名を連ねる。

ひとつのID・パスワードによるシームレスな利用が可能な共同基盤としての「金融サービスプラットフォーム」は、さらに広がりをみせることによって、利便性を増していくだろう。2017年7月には、コンソーシアムも発足しており、会員内ではこのプラットフォームに関する導入検討や情報共有が積極的に行われている。

現在、会員数は24会員となっており、今後も会員拡大に向け広く参加を募っていくという。岩手銀行では、認証やサービスの共同化など、プラットフォームを活用することで可能になる新規サービスの開発も推進し、顧客の業務支援や生活の質向上につながるような新しい価値を提供していきたいとした。

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(画像はプレスリリースより)


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