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過疎地域をBCで救う!「ISOU PROJECT」始動

2019.03.01

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過疎地域をBCで救う!「ISOU PROJECT」始動

過疎地域などの交通・エネルギー問題をブロックチェーンで解消へ
株式会社INDETAILとTISインテックグループのTIS株式会社は2月26日、近年深刻化の一途をたどる過疎地域などでの交通およびエネルギー問題について、その解決に向けたソリューション提供を目指す「ISOU PROJECT(イソウ・プロジェクト)」を始動させると発表した。ブロックチェーン技術を活かしたプラットフォームで、社会問題の解消を図る。

「ISOU PROJECT」は、国内の少子高齢化や過疎化が進む地方地域で、維持が困難になっている交通インフラや、エネルギーコストの増大による地域経済の圧迫・衰退といった生活を維持する上での喫緊の問題に対し、電気自動車と再生エネルギー、ブロックチェーン技術という組み合わせで次世代モデルとなるプラットフォームを構築、新しい移送手段とエコな社会の実現に加え、地域の活性化を促そうというもの。ブロックチェーンベースのリワードとなるコインを組み込むことで、自発的かつ無理のない継続的な運用モデルとする。

具体的なプラットフォームのモデルはこうだ。参画するスーパーや病院、役所、鉄道などの施設やサービスを利用する際、住民は専用のコイン発行端末に、手持ちのスマートフォンやキーホルダーをかざすことで、コインを入手できる。

地域の発電所では、太陽光発電システムなど再生エネルギーによる発電・送電が行われ、EVスタンドへと送られる。このスタンドでは、送られてきた再生エネルギーにより移送バスなど、地域の足となる電気自動車が充電され、待機するものとなる。

住民ユーザーは、このバスなどを移動手段として用いたい時、スマートフォンやキーホルダーで自身の現在地GPS情報を送信して呼ぶ。情報を受け取った移送バスは、利用者のもとへ向かい、必要な送迎を行う。サービスの利用は、貯めたコインで可能になるとされる。

北海道で実証実験実施へ
北海道発のローカルベンチャーとして、ブロックチェーン技術の開発・提供などを行うINDETAILと、業界向けのエネルギーソリューション「エネLink」を展開するTISが、このプロジェクトを主導する推進母体となり、両者で「ISOU PROJECT推進協議会」を設立、これに参画する企業や組織とともに、プラットフォームの実用化を目指していくという。

現時点で、今夏にも北海道檜山郡厚沢部町での実証実験を開始する予定で、実験結果を受けた検証ののち、事業展開へ本格的にプロジェクトを進めていく方針になっている。

参画企業には、北海道電力株式会社が加わるほか、株式会社東光高岳、日本オラクル株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、株式会社スマートバリュー、株式会社クレメンテックなどが名を連ねる。

近年の地方地域における公共交通機関廃止といった“足”をめぐる問題や、高齢者による運転事故の問題、バス運転手など人員の不足と人件費、燃料費の高騰は、大きな社会問題のひとつとなっており、自治体や地域企業の経営も圧迫、インフラが機能しないため、商工業の中心を担う商店街の寂れにも拍車がかかるなど、各地で悪循環を発生させている。

INDETAILによると、北海道では、さらに昨年の北海道胆振東部地震で発生した道全体に及ぶ大規模停電で、再生エネルギーの積極活用を含めた、エネルギーマネジメントの重要性に高い関心が寄せられるようになっているという。

こうした現状を踏まえ、INDETAILとTISでは、今回発表したブロックチェーン技術を活かす次世代交通とエネルギープラットフォームの構築を目指していくことにしたそうだ。今後は官民協働で地域課題の解決を図るべく、まず「ISOU PROJECT推進協議会」で「実証実験の推進」、「事業展開準備」、「情報発信」の3つを進めていく。

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(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社INDETAIL プレスリリース
https://www.indetail.co.jp/news/19668/