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BCで食品回収の時間も量も大幅削減!

2019.02.25

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BCで食品回収の時間も量も大幅削減!

三菱総合研究所らが実証実験で証明
株式会社三菱総合研究所、株式会社ベジテック、カレンシーポート株式会社は22日、アマゾンジャパン合同会社、株式会社日本アクセスという2社の協力のもと、ブロックチェーン技術を活かした食品トレーサビリティプラットフォームの実証実験を行ったことを明らかにした。検証を通じて得られた結果をまとめ、概要を報告している。

この実証実験は、日本国内における食品流通のさらなる合理化・高度化を目指し、次世代の仕組みを構築すべく、農林水産省補助事業「平成30年度食品流通合理化・新流通確立事業」を活用して行われたもの。

三菱総合研究所とベジテック、カレンシーポートで開発したプラットフォームを用い、Amazonと日本アクセスの食品サプライチェーンを対象として、実際の商取引における物流情報の書き込みや参照などを行い、食品回収シーンでの有効性を検証したとされている。

より安心・安全で効率的、ロスも少ない食品流通を!
今回の実証実験は2019年1月15日~1月25日の期間、青果物で事故品が流通したことを想定し、その特定と出荷停止、回収について、ブロックチェーン技術を活かしたプラットフォームを用いた場合と、そうでない場合とを比較・検証するかたちで実施された。

対象となったサプライチェーンは、国内生産者から仲卸、小売と進んだルート、海外生産から輸入商社を介して国内流通商社へと渡ったルートの2ルートだ。

対象となる特定の青果物について、実験期間中の実取引に合わせ、生産者情報や生産履歴、流通履歴といった各種トレーサビリティ情報を、参加する事業者それぞれに、開発したブロックチェーンプラットフォームへ記録してもらった。ブロックチェーン上のデータとして、必要に応じ閲覧・参照可能な仕組みともした。

実験終了後に検証を行ったところ、ブロックチェーンプラットフォームを利用すると、利用しない場合に比べ、対象商品の回収作業に要する時間がサプライチェーン全体で3分の1に、事業者によっては最大7分の1にまで短縮することができていたという。

スピーディで確実な回収が実現されたことにより、回収対象品の量も、最大約180分の1にまで削減できることがあわせて確認された。食品流通の仕組みとして、優れた合理化を図ることができ、ブロックチェーンを活用することに大きな効果が見出せたといえる。

三菱総合研究所らは、今回の実証実験結果を受け、開発したブロックチェーンプラットフォームの実用化を、より積極的に検討していきたい方針としている。

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(画像は三菱総合研究所 ホームページトップより)


▼外部リンク

株式会社三菱総合研究所/株式会社ベジテック/カレンシーポート株式会社 ニュースリリース(プレスリリース)
https://www.mri.co.jp/news/press/teigen/028519.html