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ウォレットには複数の種類がある!違いはどこ?

2019.01.10

コラム

ウォレットには複数の種類がある!違いはどこ?

暗号資産を管理するウォレットをさらに知ろう!
いわゆる仮想通貨(暗号通貨)といった暗号資産を管理し、取引を行っていくためのもの、実際の通貨でいえば銀行口座にあたるようなものとして、「ウォレット」があることはすでに学びました。

保有する資産の保管場所であり、取引の窓口、資産が自らのものであることを示す重要なものであるウォレットは、ブロックチェーン技術を基盤とする仮想通貨を扱っていくなら、必ず必要になります。

さまざまなウォレットのプロダクトやアプリが誕生していますが、自分のウォレットを作成し、利用していくことを考えると、よりその特徴や仕組みを詳しく知っておくことも大切になるでしょう。知識を身につけることで、より安全な取引と資産運用も可能になります。そこで今回は、ウォレットの種類について詳しくみていきます。

ホット?コールド?何が違うの?
仮想通貨のウォレットには、さまざまなものがあるといいましたが、管理方法から大別すると2種類のタイプがあります。1つが「ホットウォレット」、もう1つが「コールドウォレット」です。

コインチェック社からのNEM(XEM)不正流出事件など、ハッキングによる大規模な被害発生で、仮想通貨のセキュリティリスクが注目されるところとなり、その際にこれらウォレットへの関心も高まりましたから、詳しい内容を知らなくとも、名称は聞いたことがあるという方もあるかもしれません。

このホットウォレットとコールドウォレット、それぞれどんなタイプのウォレットで、どのような違いがあるのでしょうか。

先に結論からいうと、この2つの違いは普段置かれている環境の違いにあり、それがオンラインかオフラインかによって分けられています。

ホットウォレットとは?
ホットウォレットと呼ばれるタイプは、常にインターネット上のネットワークに接続された状態、つまり通常、オンライン状態にあるものになります。オープンソースで公開されている関係データベース管理システム、MySQLに代表されるところや、設定ファイルに秘密鍵を保存する仕様となっており、ニーモニックと呼ばれるプログラムの簡略記憶記号などとともにセットされているケースが一般的です。

スマートフォン向けやブラウザ向けのアプリ、取引所のアプリなどとして広く生み出されており、いつでもオンライン状態にあることから、簡単に素早く送金・受け取りといった取引が行えます。QRコードの読み込みによる送受金など、日常的な利用で便利ですね。

資産のいくらかを入れて手元に出しておくもの、ポケットに入れて出かける財布のような気軽さをイメージすると良いかもしれません。

コールドウォレットとは?
これに対し、コールドウォレットは、インターネットから遮断されたところで管理するもの、やりとりに用いる秘密鍵がオフラインで保存・管理されるウォレットになります。

代表的なものとして、紙媒体に記録したペーパーウォレットや、専用デバイスでネットワークから切り離すハードウォレットといったものがあります。完全なオフラインでの管理になっていますから、送金のような取引を行うには、毎回手間がかかります。

しかし、通常の状態ではそもそもネットワークにつながっていませんから、ハッキングのような外部攻撃に遭うリスクを大幅に低下させられ、本人がそのものの管理さえきちんと行えば、セキュリティ上の安全性は高いものになります。

スピーディでスムーズな取引を望めば、ホットウォレットが便利ですが、こちらは常にネットワークに接続されているため、一定以上の高い攻撃リスクにもさらされていると理解しなければなりません。

自分の全財産を、不特定多数の人が頻繁に行き交うところへ外出する際のポケットに入れておいたり、脱衣所に置いておいたりといった不用心なことをする人はありませんね。少額を分けて持ち出すといった判断をするものです。

同様に、この2つのウォレットの間では、安全と利便性がトレードオフの関係になっていることを認識し、賢く使い分けることが勧められます。

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(画像は写真素材 足成より)