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独自通貨で簡単キャッシュレス!「カウリー1.0」

2019.01.01

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独自通貨で簡単キャッシュレス!「カウリー1.0」

ヴヰンテージがiOSアプリの公開を開始
「オキナワ・スタートアップ・プログラム」にも採択された、ブロックチェーン技術やIoT関連を事業領域とするベンチャー企業の株式会社ヴヰンテージは12月28日、独自通貨の発行と送受信が行えるアプリ「カウリー1.0」を開発、App Storeでの公開を開始した。2019年1月4日より、実店舗での実証実験もスタートさせる。

ヴヰンテージは、地域の飲食業など小規模店舗や零細企業を元気にしていくことをモットーに掲げており、そうした店舗での少額決済にも便利に使え、低コストで安全に運用していけるプライベート型のブロックチェーンホスティングシステムを開発してきた。

その成果は、既存の暗号通貨・資産と連動することのない独立型で、複数のプライベートブロックチェーンをホスティングする「島チェーン」として具現化されている。「島チェーン」に基軸通貨はなく、それぞれのブロックチェーン作成者がそのまま管理者となる仕組みだ。

今回、公開開始となった「カウリー1.0」は、この「島チェーン」クライアントアプリとして機能する。対応OSはiOS 11.0以降、App Storeから無料で入手できる。

「カウリー1.0」で独自通貨を作成すると、「島チェーン」上に独自のブロックチェーンが作成される。よって独自通貨の取引内容は、その独自ブロックチェーンに記録されていくものとなり、特別な知識やノウハウがなくとも、オリジナルの経済圏を確立していける。記録されたやりとりのデータは、プライベートブロックチェーンにあるため、一般には非公開で、関与しないユーザーは見ることができない。

店舗と顧客をナチュラルに安全に、便利につなぐ!
「カウリー1.0」をインストールすると、その時点で公開鍵などブロックチェーンシステムで必要となるものの作成も同時に完了する。店舗経営者など、サービスを提供する側は、独自の通貨として運用させるマネーの名称を決め、残高を発行する。

顧客にも「カウリー」をインストールしてもらえば、発行した独自通貨を“あげる”ことができる。顧客は得た独自通貨を再度店舗側に“あげて”決済に用いたり、友達のカウリーに“あげて”輪を広げたりすることが可能という。

どのようなルールで独自通貨を付与するかは、サービス提供を行う経営者の側が自由に決められ、現金引き換えのプリペイドスタイルや、来店回数、消費額に応じたプレゼントなどポイントカード的スタイルでの活用が想定されている。

経営側がアプリで新規発行できる独自通貨は10個まで。登録時にすでに用いられている単位名であった場合は、エラー表示となるため、別の名称に変更する必要がある。画面指示に従って登録し、「島チェーン」への書き込みに成功すると「発行と管理」ボタンが表示されるので、希望する発行数量を入力し「発行」ボタンを押下。これで残高に反映される。「発行と管理」から、発行者名や画像の設定を行うこともでき、カスタマイズしてオリジナル性を高められる。

顧客として通貨をもらう際には、「カウリー」の「もらう」ボタンでアドレスを表示させ、提供者側にアドレスを読み込んでもらう。アドレス宛に独自通貨が送付されてくると、反映されて利用が可能になる。

独自通貨を「あげる」側は、「あげる」ボタンから「カメラで撮影」、カメラが起動されたら、対象ユーザーのアドレスを写して送る額を決定、「送る」ボタンを選択する。すると生体認証を要求されるので、認証を実行、成功すると、指定額の独自通貨を送れる。

一般ユーザーが友達に独自通貨を“あげる”際もこれとほぼ同様で、あげたい友達のカウリーアドレスを入手したら、送りたい額を入力して生体認証、送信と進めばよい。メールやメッセージなどでアドレスを知らせれば、非対面で完了させられる。

「カウリー」の導入費用や決済手数料は、小規模店舗や個人による利用の場合、無料となる予定で、中規模以上の企業を対象とする有料プランでも、リーズナブルな定額制になるとされる。

既存のHTTP技術より、軽量なIoTのMQTTプロトコルを採用しており、軽量かつ高速に利用できる分散型通信ネットワークを構築している点も特筆点だ。この通信ネットワークにある「島チェーン」が、発行元の明確な管理者をもつ独自通貨としての「カウリー」における仮想通貨を管理・記録していく。

小規模店舗や零細企業でも導入しやすく、ユーザーにとっても提供者と直接つながれ、安全で便利なサービスとして活用しやすい、新たなスタイルの経済圏が生み出されていくと考えられる。

独自通貨の発行・管理からウォレットとしての機能までカバーし、店頭キャッシュレス決済やポイント制度まで、ブロックチェーン技術をベースにしたものとして、幅広く安定的に導入・活用できる「カウリー」、実証実験の結果も含め、今後の動向が注目される。

▼DApps総研
https://dapps-info.com/

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社ヴヰンテージによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000004.000038751.html

App Store 「カウリー」
https://itunes.apple.com/