エネルギー問題にブロックチェーン技術を!新会社「ダイレクトパワー」|DApps(ブロックチェーンを活用したアプリケーション)のことなら

TOP  ニュース  エネルギー問題にブロックチェーン技術を!新会社「ダイレクトパワー」

エネルギー問題にブロックチェーン技術を!新会社「ダイレクトパワー」

2018.12.27

ニュース

エネルギー問題にブロックチェーン技術を!新会社「ダイレクトパワー」

メディオテックが次世代電力サービス会社を設立
株式会社メディオテックは26日、ブロックチェーンやAIなどの先端技術を活かした次世代電力サービスを展開するべく、新会社として「株式会社ダイレクトパワー」を設立すると発表した。同日、ティザーサイトが開設されている。2019年春より、本格的にサービスの提供を開始する予定だ。

ダイレクトパワーでは、必要なとき、必要な人に、必要なだけ直接電力を届ける仕組みを構築することを目指す。社名もその理念を表現するものとして付けられた。ブロックチェーン技術の概念を活かし、電力小売としてこれを実現させていく方針で、日本全国に点在する太陽光発電などの再生可能エネルギー発電所や蓄電池の数々を、1つの発電所としてみなし制御する「仮想発電所(VPP)」を生み出すほか、発電設備や蓄電池を保有する人が電気を個人間でもスムーズに売買できるような「P2P(Peer-to-Peer)電力取引」の早期運用開始を図るとしている。

一般家庭向けの第1弾サービスとしては、2019年4月から「JEPX(日本卸電力取引所)」の仕入れ価格と完全に連動した電気料金プランの提供を開始する。JEPXにおいては、仕入れ価格が電力の需要に応じ、30分単位で変動しているが、契約ユーザーにはこの変動する仕入れ価格と同価格での電力供給がなされるようになるとされる。

通常、あらかじめライフスタイルに合った電気料金プランを選択したら、あとは一律にそれを適用した状態で毎月の電気代が算定される。一方、ダイレクトパワーのサービスでは、2日前に公表されるJEPXの価格次第で料金が変わっていくことになる。

日中は価格が高くなりがちであるため、その時間帯にあまり電気を使わない家庭は節約しやすくなると考えられるほか、公表された価格を見ながら、単価の高い時間帯の使用を控えるなど、自由にかつ効率よく、お得に電気が使えるようになることが見込まれる。

法人にブロックチェーンで再エネ100%の電力供給を実現
法人向けには、これまで困難だった再生可能エネルギー100%の電力供給を叶えるサービスを開始する。英国拠点の環境イニシアチブである「RE100」に加盟する企業などをターゲットにしたサービスという。

「RE100」では、特定された再生可能エネルギー発電所からの完全な電源確保を行っていることの証明といった“電源のトレーサビリティー”が求められるが、固定価格買取制度(FIT)の電力供給では、再生可能エネルギー発電促進賦課金として、利用者全体での負担となっていることから、そうしたトレーサビリティーを明らかなものとすることができない状況にあった。

ダイレクトパワーのブロックチェーンを用いた仕組みでは、電源を明確に特定しトラッキングするため、非FITで再生可能エネルギー100%の電気供給が実現される。よって契約企業は真の意味での「脱CO2」・「脱化石燃料」を掲げられるようになるとされている。

同社ではさらに、固定価格買取制度が終了する家庭用太陽光発電の余剰電力買取サービスも展開し、買い取り価格はJEPXの仕入れ価格と連動させて、できる限りそれに近い額での買い取りを行っていく予定という。詳細は決定次第、順次発表になるとのことで、まだ明らかになっていないが、エネルギー問題への対応が急務となっている今、今後の展開が期待されるだろう。

▼DApps総研
https://dapps-info.com/

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社メディオテックによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/000000020.000028193.html

ダイレクトパワー ティザーサイト
https://direct-power.jp/