ヒップホップ音楽業界のカンファレンス
BaseLayer株式会社は、2018年10月3日、ヒップホップ音楽業界のカンファレンス『A3Cカンファレンス』に、音楽プラットフォーム『eMusic』が登壇すると発表した。
『A3Cカンファレンス』は、本年10月3日から5日までアメリカ・アトランタにて開催されたもの。BaseLayerは、『eMusic』との間で日本におけるマーケティングのパートナーシップ契約を結んでいる。
世界初のデジタルミュージックストア
『eMusic』は、1998年、世界初のデジタルミュージックストアとして誕生した。ブロックチェーン技術を採用したこの音楽プラットフォームは、従来は小売業者やレーベルなどにより中抜きされていた収益を音楽アーティストに還元することを実現。これまでとは異なる方法でアーティストがファンにアプローチすることも、可能にしている。
『A3Cカンファレンス』は、ヒップホップ音楽や文化の形成を目指すイノベーターや起業家、音楽作りに携わる人々のために開催されたカンファレンス。期間中は、パネルディスカッションやワークショップ、またインタビューなど、様々な催しが行われたという。
適正な報酬額を約束する初の音楽サービス
今回の登壇発表では、BaseLayerによる『eMusic』CEO・Tamir Koch氏への独占インタビューも同時に発表された。Koch氏は『eMusic』について、ブロックチェーン導入により分散型の利益配分やロイヤリティー管理を実現し、アーティストやストリーミング会社に適正な報酬額を約束する初の音楽サービスであると、自負している。
Koch氏はまた、作品に対する配信やマーケティングの権限を透明性と効率性を付与した形で管理できるシステムを、『eMusic』においてアーティストに提供するとも語っている。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
eMusic 音楽関係者のための「A3Cカンファレンス」に登壇決定 - BaseLayer株式会社
https://www.baselayer.asia/