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世界の開発者がつながる!ブロックチェーンベースのAI制作PF「Daisy」

2018.10.09

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世界の開発者がつながる!ブロックチェーンベースのAI制作PF「Daisy」

2019年初頭にもリリースが決定
株式会社Daisyは5日、ブロックチェーンを基盤とするデータサイエンティストのためのAIプラットフォーム「Daisy」を開発、2019年初頭にも正式にリリースする予定であることを発表した。国内外を問わず開発者が利用しやすい、オープンな制作環境の構築を目指す。

「Daisy」は、人工知能技術の研究開発を中心に活動を進める東京大学松尾研究室の特任助教、大澤昇平氏が発足させたプロジェクトで、同研究室のメンバーらが参加、これまで約1年間、関連する技術の開発や研究が行われてきている。「Daisy」に用いられた基盤技術は、カナダで開催されたAIの国際学会である「ICLR2018」で承認されており、すでに技術論文として公式発表されている。

AIの制作開発環境においても、コンピュータ関連事業としてGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)をはじめとする巨大企業が圧倒的な覇権を握っている状況は明らかで、中小企業などが独自にAI制作へ取り組むといったことは、かなり困難な現状がある。

Daisyでは、こうした従来の中央集権的なあり方にブロックチェーン技術を活かして変革をもたらし、AIの概念を民主化、身近に理想的なかたちで皆が利便性を享受できる社会を目指したいという。

開発リソースを持ち寄って統合・制作!寄与度に応じてインセンティブを付与
「Daisy」は世界中に散らばる開発者らが、自らのもつリソースを持ち寄り、ともにAIを制作していけるオープンプラットフォーム。AIの開発においては、膨大で多岐にわたるインプット情報としての「ビッグデータ」、データ解析に用いる「モデル(アルゴリズム)」、演算処理に必要な「マシンパワー」と、主に3つの要素が欠かせない。

しかし、これら3領域のリソースを、単一の企業が十分な水準で網羅的に確保することは困難で、そのために高精度なAI制作を進められないといった問題がある。

そこで「Daisy」を、異なる開発者らがそれぞれ別々にリソースを持ち寄って集まれる場とし、集められたリソースを統合することで、これまでにない高い精度のAIを制作・開発できるようにする。

「Daisy」には、独自開発の報酬アルゴリズムが導入されており、開発者としてひとつのAIを制作するのに協力すると、そのユーザーの働きを「寄与度(貢献度)」で評価、算定された結果に応じた量のインセンティブが付与される。AIの精度向上に関し、より有益な働きをしたユーザー、より多くの貢献を果たしたユーザーが、多くの報酬を得る仕組みだ。

Daisyでは、サービスを2019年初頭にも一般利用開始としてリリースし、世界のデータサイエンティストへ開かれたAI制作環境として提供を進めていく。現在、プラットフォームの開発とともに、高精度なAIの実現に不可欠なインプットデータを、各国データ保有企業協力のもと収集する活動も積極的に行っているという。

AI開発の環境から次世代レベルに引き上げ、精度の向上を加速的に進めようという試みとして、今後が注目される。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

株式会社Daisyによるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000036904.html