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STAGE、ブロックチェーンを用いたスマホ決済の「DigiCash」を発表

2018.09.07

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STAGE、ブロックチェーンを用いたスマホ決済の「DigiCash」を発表

今秋にも正式リリース予定
FinTechベンチャーのSTAGE株式会社は3日、ブロックチェーン技術を活かしたスマートフォン決済サービスと、その専用アプリ「DigiCash(デジキャッシュ)」の開発を進めていることを明らかにした。今秋にも正式リリースとすることを予定している。

「DigiCash」はユーザーが、保有するスマートフォンに無料の専用アプリをダウンロードし、あらかじめ任意の金額をチャージしておくと、QRコードでのスマートフォン決済が可能になるモバイル・キャッシュレスサービス。チャージは銀行口座やクレジットカード、現金チャージ機を通じて行う。

ブロックチェーン技術を導入することにより、既存サービスを超えるセキュリティの強化を図っている点が特徴で、プライベートチェーンを採用するという。

プライベートチェーンは、基本のブロックチェーンがパブリック型で、ネットワーク参加者を誰もが自由に出入りできる不特定多数とするのに対し、ある一定の組織内に限定して運用するものとなる。権限を有する管理者を置かない完全な非中央集権型とも異なり、事業者などがネットワーク管理者として存在する点も特徴だ。

ブロックチェーンにおける透明性の高さや、内部管理者による検閲・不正リスクの大幅低減、データの可用性・永続性といったメリットは失われるものの、開発においては組織内で検証まで実行できることから、サービス品質や性能の追求は行いやすい。

スケーラビリティや取引承認における迅速なファイナリティ、プライバシー保護などを重視するフィンテック領域や、サプライチェーンのトレーサビリティなどで活用検討が進んでおり、従来のリレーショナルデータベースに比べ、二重払いのミス抑制や、P2Pネットワークでの外部攻撃に対する強さ、アクセス集中でもダウンしないシステム耐性の高さといったメリットを容易に取り込むことができる。

実用化は間近!サービスの加盟店募集も実施中
スマートフォン決済は、今年4月に経済産業省から「キャッシュレス・ビジョン」が示されるなど、国内でも導入の動きが加速しているが、セキュリティや法制面での対応に課題を抱える企業も少なくない。

それに対しSTAGEでは、法務部を設立し、弁護士資格を持ったメンバーを中心として、法律面でも開発をバックアップ、「DigiCash」の専用アプリや現金チャージ機の開発、実証実験などを推進してきたという。

アプリについては、決済を行うエンドユーザー向けのアプリ、決済を受ける加盟店側のレジアプリのそれぞれを用意しており、いずれにおいても利便性や快適な操作感を重視したUIおよびUXの改善を重ねているそうだ。

また、銀行口座やクレジットカードを用いなくとも、身近な環境で気軽にチャージし、「DigiCash」を利用できる仕組みを整えるため、某飲料メーカーとの提携で全国にある自動販売機へ対応現金チャージ機を搭載する計画や、オリジナルの現金チャージ機をイベント会場などに貸し出すサービスの検討などが進められている。

実証実験としては、STAGEの自社オフィス内や協力企業のオフィスに「DigiCash」で決済を行えるスペースを設置、想定されるリスクなどを検証したり、機能面でのフィードバックを反映した改善を施したりすることで、正式リリースに向けた準備を行っていることが紹介された。

STAGEによると、現在正式リリースを前に、「DigiCash」サービスの加盟店募集や、キャッシュレスの推進を臨む小売業者や飲食業者、フランチャイズ展開を行う企業など、関係各所からの問い合わせ受け付けも行っているという。詳細はプレスリリースなどで確認を。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

STAGE株式会社によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000036882.html