ブロックチェーンの鍵!自立分散システムってどんな仕組み?|DApps(ブロックチェーンを活用したアプリケーション)のことなら

TOP  コラム  ブロックチェーンの鍵!自立分散システムってどんな仕組み?

ブロックチェーンの鍵!自立分散システムってどんな仕組み?

2018.07.19

コラム

ブロックチェーンの鍵!自立分散システムってどんな仕組み?

仮想通貨は2009年にビットコインに始まる
2009年、仮想通貨「ビットコイン」が誕生し、同年10月に法定通貨(日本円、米ドルなど国・政府が発行する通貨)との交換が行われました。それ以降、ネット送金・決済において、硬貨や紙幣ではなく、財産的価値を持った電子データ「仮想通貨(暗号通貨)」の使用が普及します。

仮想通貨には実体がなく、暗号化技術でデータ化されたデジタル通貨です。銀行など公的金融機関を介さず、インターネット上のみで特定のコミュニティにおいて流通します。それゆえ、国家により通貨価値は保証されません。

ブロックチェーンは自立分散システムである
仮想通貨はデジタル管理されている為に、ハッキングされるリスクが高まります。不正取引、記録改ざんを防ぎ、仮想通貨の信用性・信頼度を保証するには、セキュリティ対策が重要です。

仮想通貨では、ブロックチェーン(分散型台帳)によりネットワーク上にて金融取引記録を分散管理し、金融取引の当事者、関係者などに限定して取引記録を共有します。

ブロックチェーンは、ネットワークに中心がない、複数のノード(サーバー、ハブ、ルータなどネットワーク接合点、中継点、分岐点)がインターネット上の金融取引記録をコピーし合い、正しい記録を鎖のように繋いで蓄積する仕組みです。

ブロックチェーンの活用により、金融取引記録を集中管理する大規模コンピュータ(金融機関の巨大サーバーなど)は不要になり、管理コストが軽減できます。また、サーバーなど1つの機器に情報処理能力を集中させるのではなく、分散させるのでセキュリティも強化されます。

ブロックチェーンの仕組みとは
ブロックチェーンは非中央集権の自立分散型システムであり、中央集権管理システムではありません。

金融取引記録は、複数のデータごとに「ブロック」に記録され、時系列に従って鎖(チェーン)状に繋がり、データベースを形成します。ブロックは、取引情報の集まりです。各ブロックにはハッシュ値(簡潔に要約したデータ)を格納し、データ改ざんを防ぎます。

ハッシュ値は、1つ前のブロック内容を示します。ブロックのデータ変更に伴い、ハッシュ値は自動的に変わり、後続するブロックのハッシュ値も修正されます。

また、金融取引記録は複数のノードにて管理され、ハッシュ値によりノード間においてデータの整合性、正当性が保たれます。

ブロックチェーンは改ざん耐性に優れた仕組みである
ブロックチェーンは、仕組みより、不正改ざんに対して優れた耐性をもつのが特徴です。

例えば、1つのノードが持つデータが不正に改ざんされた場合、後続するブロックのハッシュ値が合わず、全体に不整合が生じ、金融取引記録を共有することができなくなります。ハッシュ値は、1つ前のブロックを暗号化して文字列に変換しています。

それゆえ、ハッシュ値の変更は困難であり、ブロックチェーンの仕組みは不正改ざんを防ぐ効果が高いです。

(画像はPixabayより)