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政府商取引から一般へも!注目の「GACHAIN」とは?

2018.06.25

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政府商取引から一般へも!注目の「GACHAIN」とは?

中国政府から高評価を獲得!世界でも珍しい自己開発言語によるパブリックチェーンPF
話題を集めるICO「GACHAIN」の開発を手がけた深セン智乾ブロックチェーン科技有限公司は6月16日、そのプラットフォーム構造や独自のエコシステムについて説明するレポートを公開した。

「GACHAIN」は、金融システムや登録管理機関、スマートコントラクトアルゴリズム、法の形成と執行システムなど求められる要素をひとつに統合したブロックチェーンプラットフォームで、政府商取引を目的とするパブリックチェーンプラットフォーム。自己開発のプログラミング言語によるパブリックチェーンとなっている点が特徴的で、この点は世界的にみても珍しい。すでに中国国内では政府業務で実用化が進んできており、同国政府から高い評価を得ていることで知られる。

2016年にメインチェーンを開発して以降、着実に開発プロセスを踏んで基礎を成長させ、2017年10月にV1をリリースした。トランザクションにおける分散型と、管理の中央集権型を理想的に両立させ、システムとしての実現を図る総合的プラットフォームと位置づけられており、業務管理システムの構築や、拡張性の高いプロジェクトとすることを見据え、日本企業における業務管理システム導入など、企業や個人による商取引でグローバルに活用されるものとなることを目指している。

構造特徴について
「GACHAIN」は、どんな中央集権型、分散型いずれの応用環境でも成立する仕様で、その基盤構造と機能は、既存のブロックチェーンプラットフォームにない特性を有する。

「GACHAIN」のブロックチェーン・アプリケーションの開発と利用は、すべてがエコシステムと呼ばれる主権型ソフトウェア環境で実行されるものとなっており、個々のエコシステムは独立したかたちで設定可能、各メンバーとルールを保持し、中央集権型または分散型として作ることができる。データ管理やスマートコントラクトなど、開発環境が統合されているため、この上での多様なサービス開発が可能だ。

エコシステム内の活動は、複数のスマートコントラクトやデータベーステーブル、インターフェースページで構成されるスマートトランザクション処理アプリで使われたデータの作成、登録、記録、変更に基づく。

「スマートロー」として、アクセス権やエコシステム内のメンバー間における関係性なども、ルール管理が可能という。これは一種のシーン・アルゴリズムで、国の法律条文を「GACHAIN」へ登録し、属性や関係を法に帰属させるためにも用いられている。

開発環境の統合と、フロントエンドとバックエンドの分離により、クロスチェーン・クロスプラットフォーム間の機能も実現、複雑なトランザクション環境の処理を可能とし、応用環境に応じたインターフェースの出力もサポートする。

管理軽減を図ったより実用的な仕様で広がる活用用途
初期のブロックチェーンは、いずれも分散型を追求するものだったが、「GACHAIN」は主権化のエコシステムも生成可能とし、アカウントにおける管理軽減を図りながら、独立したエコシステムで各生成者が主権を持ち、ユーザーのセキュリティを保護しながら、トランザクションの共有と処理を高い利便性をもって実現させる仕組みになっている。

DPoVEコンセンサス・メカニズムを搭載しており、51%のハッシュレート攻撃を回避、パブリックチェーンにおける全ユーザーデータの真正性を保証するともされる。

こうした特徴から、税務管理をはじめとした政府商取引にとどまらず、金融サービスやオンライン融資、サプライチェーン管理など、さまざまな現実のシーンで活用が期待されている。

「GACHAIN」のプロジェクトリーダーでCEOの万麟氏が関わった2つのプロジェクトは、Binanceに上場しており、そうした点でも信用性が高い。中国ではブロックチェーン産業がすでに形成されてきており、2018年3月末時点で456社がブロックチェーンを主要事業とする事業者となっているが、こうした企業の中でも、深セン智乾ブロックチェーン科技有限公司は、アリババやファーウェイと並んで、中国産業情報省発表の産業白書に掲載されるなど、ICO企業として認められており、プロジェクトとしても高く支持・評価されているという。

「GACHAIN」による電子政府システムは、中国広州市で採用されることが決定しており、今秋にも実装予定だ。2018年後半には、スマートコントラクトの可視化構成システムを完成させ、2019年にグローバルなエコシステムネットワークと「GACHAIN」のBaaSプラットフォームを構築する見通しともなっている。今後の「GACHAIN」をめぐる動向を注視したい。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

深セン智乾ブロックチェーン科技有限公司によるプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000034900.html